「エコーチェンバー効果」とは?

現代人は、リアルの自分が直に接することのできる社会と「ネット社会」の両方にアクセスできます。

最近ではSNSの発達によって誰もが自分の意見を自由に発信し、コミュニティーを作ることが可能です。

しかし、SNSが本格的に普及し始めた2010年以降、このコミュニティー、コミュニケーションが意外な効果を発揮することが指摘されるようになりました。

SNSでは、自分と同意見、似た意見を選択的に摂取することが可能です。この選択が進むと、いつの間にか自分のアクセスするネット空間は「自分と似たような意見」ばかりが存在する場所になってしまいます。

そうなると自分が何を言っても、周囲から「賛同」「肯定」の言葉しか返ってきません。それがまた本人の考えを強化し、選択を強化します。

まるで閉じた空間(チェンバー)の中でこだま(エコー)が反響するようなものです。そのため、これを「エコーチェンバー効果」と呼びます。

皆さんも「エコーチェンバー効果」にとらわれていないか、ぜひ一度ご自分を振り返ってみてください。

(高橋モータース@dcp)

コメント

タイトルとURLをコピーしました