ファミコンは、ハードの仕組みの関係で、カセットがきちんと挿入されていなくても電源を入れることができました。ただ、そのような場合には画面や音が乱れるなど、まともには遊べない状態になることがありました。その時、どんな画面になっていたか覚えていますか?
青い画面にオレンジっぽいノイズが入っていた
「画面全体が青くなって、オレンジっぽいノイズが入ることが多かった」
「よく覚えていないが、青っぽい画面に縦線のノイズが入ったような感じだった」
『スーパーマリオブラザーズ』は画面の配色からこのような画面になりましたね。大ヒットしたゲームですから、同じ現象になったという人が多いのかもしれません。
無数の縦線が表示され、ブーという音が鳴っていた
「画面中に縦線が表示されて、ブーという音が鳴り続いていた」
「画面はノイズが表示された状態で気持ち悪い音が鳴っていた」
接触不良で電源を入れると、ブーッと音が鳴り続けることがありました。接触不良でデータが読み取れずに異常な音になったのでしょうか?
何だか判別できない物体が動いていた
「何だか判別できない物体が動いていた」
「ブロックノイズのような何か(たぶんマリオ)が動いていた」
これは軽度の接触不良の状態だと考えられます。そのままカセットを深く挿すと正常に動くこともあったりします。ただ、セーブデータをカセットに保存するようなゲームだと、データが壊れることもありました。ファミコンの場合、異常を感じたらリセットを押しながら電源を切るのが基本でしたね。
英数字が画面いっぱいに並んでいた
「電源を入れたら、英数字が画面いっぱいに並んでいた」
「画面中に英数字がぐしゃーっと表示された」
面中に謎の文字データが表示されることも多かったですね。こんなときはとりあえずリセットを押してみたり、カセットを抜いて息を吹きかけたりしました。
同じオブジェクトが何十個も画面に並んでいた
「同じオブジェクトが何十個も画面に並んで表示された」
「画面いっぱいに表示された」
文字や数字ではなく、謎のグラフィックパターンが画面に表示されるケースもありましたね。表示されているオブジェクトは、ゲームに登場するキャラクターや背景の一部なのが分かりましたね。
同じ任天堂のハードでも、後継機のスーファミではカセットがきちんと挿入されていないと電源が入らないようになっており、このような不具合が起きるのはファミコン特有の現象でした。カセットにデータを保存するゲームでは、接触不良でデータが消えてしまうこともあり、それで泣いたという人も多かったですね。
(松田ステンレス@dcp)
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