1996年に『ポケットモンスター赤・緑』が発売されて以来、多くの子ども達が『ポケモン』に夢中になってきました。「彼氏に薦められて始めた」という女性もいるでしょう。
しかし、中には「彼氏が得するようなプレー」を求められたため、楽しめなかったという女性もいるかもしれませんね。今回は「彼氏にポケモンを薦められて楽しめなかった理由」について聞いてみました。
図鑑を埋めるのに利用されていた
「私がポッチャマ、彼氏がヒコザルを選んでスタート。通信ができるようになったらすぐに交換を持ち掛けられた。何かと思ったら『その方が効率良く図鑑が埋まるから』と言われ、ポケモン図鑑を埋めるのに利用されていると気が付いた」
「どれか1匹しか仲間にできないポケモンが出ると、彼氏は必ず自分が選びたい方を私に取らせて、すぐに通信交換で自分のポケモンにして図鑑を埋めていた。私に選ぶ権利はないのかと思った」
1度のプレーで全種類のポケモンをゲットできないのが『ポケモン』のお約束です。しかし、彼女を利用して効率良く図鑑を完成させようとした男性もいるようです。
何かとゲームのデータを聞いてくる
「自分がゲットしたいポケモンの出現場所などをすぐに私に聞いてきた。自分でも簡単に調べられるのに、私が調べないといけなくて面倒くさかった」
「彼氏がジムのタイプや出てくるポケモンなど、分からないことをいちいち私に尋ねた。その割には私が聞くと『分からない、自分で調べて』だった」
彼氏にすれば「便利に使っている」という意識がないのかもしれませんが、「聞けば教えるのが当然」という態度だと彼女は面白くないでしょう。ゲームを続けるモチベーションも下がりますよね。
強いポケモンを作る手伝いをさせられた
「能力が高いポケモンを手に入れるための『タマゴ産み』を手伝わされた。彼氏のポケモンの生産は実質私が担当していた」
「対戦用のポケモンを作る手伝いをさせられていた。能力値を割り振ったポケモンのレベル上げは私の担当。副産物のポケモンをくれたけど、私が好きなかわいいポケモンだったことはほとんどない」
友達との対戦に備え、強いポケモンを育成するのも『ポケモン』の楽しみの一つ。やるべきことは多いのですが、『タマゴ産み』やレベル上げなどの単純作業を彼女に手伝わせる彼氏もいるようです。作業を押し付けられた女性にとっては、ゲームを楽しんでいるとはいえないでしょうね。
対戦の練習相手にされていた
「彼氏が男友達と対戦するとかで、しょっちゅう練習に付き合わされていた。その友達が使うようなポケモンを私も用意しなければならなかった」
「負けるとすねるので、最後はうまく勝たせてあげないといけなかった。なんだか接待しているみたいで楽しめなかった」
友達との対戦は『ポケモン』の大きな楽しみの一つです。自分が育てたポケモンでバトルに勝利するのは気持ちがいいですが、そのために彼女を利用する男性もいます。彼女が勝つ場合もありますが、負けて機嫌を損ねるような彼氏ではあまり楽しめないかもしれませんね。
サブROM代わりにされていた
「彼氏のポケモンボックスが一杯になってしまって、私の空きスペースに一時預かることに。そのスペースは自分で好きに使えなくなるし、うまく利用されているみたいだった」
「彼氏がポケモンの厳選をするのに同じポケモンを捕まえまくって、私のROMにまで預からないといけなくなった。交換するためのポケモンを捕まえないといけなくて、とても面倒だった」
予備のポケモンボックスや通信交換用に複数のソフトを持つ人もいます。予備ソフトのことを「サブROM」といいますが、このような用途で彼女のソフトを利用する彼氏もいるようです。預かったポケモンは自分のソフトの容量を圧迫するので、軽い気持ちで引き受けると困ったことになりがちです。
彼氏に薦められてワクワクしながら始めたゲームでも、実は都合よく利用されていたんだと分かると楽しめなくなります。しかし、本来『ポケモン』は年齢・性別に関係なく楽しめるゲームです。彼氏の言われるままになるのではなく、ぜひ自分の好きなように遊んでみてください。
(松田ステンレス@dcp)
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