「スーファミ版ドラクエ5で最も仲間にしようと頑張ったモンスター」とは?

ドラゴンクエストV 天空の花嫁(以下『ドラクエ5』)』は、シリーズで初めて「敵モンスターを仲間にできる」というシステムが採用された作品です。

そのため、当時の子どもたちは「全モンスター仲間にしてやる」などと息巻いたものでした。ただ、モンスターそれぞれで「仲間になりやすさ」が異なるため、中には頑張ってもなかなか仲間にならないモンスターも……。そこで今回は、ドラクエ5で「最も仲間にしようと頑張ったモンスター」は何か聞いてみました。

はぐれメタル「友達に自慢できる」

「はぐれメタルは仲間になりにくく、仲間にしていた友達もいなかったので頑張って仲間にしようとした」

「初めて登場するのがグランバニアに行く途中。その時点で仲間にできたら攻略も楽になるし、友達にも自慢できるから」

はぐれメタルは仲間になる確率が1/256で、最も仲間になりにくいモンスターの一種でした。さらにすぐに逃げるのも仲間にする難易度を高めている要因。もし仲間にできたら確実に自慢できるモンスターでした。

スライムベホマズン「仲間になった時点でベホマズンが使える」

「仲間にした時点でベホマズンが使えるので、絶対にパーティーに入れたいと思っていた」

「エスタークを倒すのにベホマズンが使えるモンスターが必要だと思ったから。天空への塔でずっと戦ってベホズンが仲間になったときはうれしかった」

仲間になった時点でベホマズンが使えるだけでなく、フバーハやザオリクを覚えるのも頼もしいポイント。パーティーに入れても馬車控えとしても優秀でした。必ず仲間にしておきたいモンスターでしたね。

おどるほうせき「対ようがんげんじんの切り札」

「死の火山のボスの『ようがんげんじん』にどうしても勝てなかったから。火に耐性のあるおどるほうせきがいれば勝てると思って仲間にした」

「友達におどるほうせきがいれば、ようがんげんじんも楽だと聞いたから。ただかしこさが低くて言うことを聞いてくれなかった」

ようがんげんじんの「かえんのいき連発」は多くのプレーヤーを苦しめたもの。しかしおどるほうせきは火炎耐性が強く防御力も高いため、仲間にいると頼りになりました。かしこさを上げるためにビアンカのリボンを装備させた人も多いでしょう。

キラーマシン「エスターク戦で強力」

「キラーマシンはドラクエ2でひどい目に遭った強いモンスターなので、仲間になると聞いてびっくりした。エスタークを倒すためにも絶対に仲間にしたいと思った」

「エスタークを最短ターンで倒すために必須だと聞いたので、ジャハンナでずっと戦って仲間にしました。結局エスタークの話はデマだったけど強かったので満足」

キラーマシンは全モンスター中最高の攻撃力を持ち、エスタークの弱点でもある「ふぶきのつるぎ」を装備できたのも魅力でした。ただ、誰もが「なんで2回攻撃ができないんだ!」と嘆いたことでしょう。

ヘルバトラー「作中最強の仲間モンスター」

「ドラクエ5の仲間モンスターの中で最強だから」

「仲間になりにくいけど、一番強い仲間モンスターだから絶対に仲間にしたかった。仲間にできたら友達に自慢できるのも頑張った理由です」

ヘルバトラーはイベント戦を除くとクリア後の隠しダンジョンにしか登場せず、仲間になる確率も低いため、誰もが仲間にしようと頑張ったモンスターでしょう。その能力も折り紙付きですから、はぐれメタルと同じくらい友達に自慢できましたね。

今回挙がったうち、はぐれメタル、キラーマシン、ヘルバトラーの3体はいずれも仲間になる確率が1/256と、非常に仲間になりにくかったモンスター。それだけに、戦闘終了時に「なかまになりたそうにこちらをみている」のメッセージが出たときのうれしさは、筆舌に尽くしがたいものでしたよね。リメイク版でも仲間にする難易度の高さは相変わらず。「起き上がったときの感動」をもう一度味わうために、またプレーしてみてはいかがですか?

(松田ステンレス@dcp)

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