「この人大丈夫?」と思えるバイデン大統領の迷エピソード


2021年1月20日に就任した、第46代アメリカ大統領のジョー・バイデン氏ですが、かねてより認知症なのでは?という疑惑を突き付けられています。というのも、演説やテレビ出演時のインタビューなどで、たびたび迷発言を繰り返しているからです。今回は、バイデン大統領の「この人大丈夫?」と思える迷エピソードをピックアップしてみました。

簡単な単語が思い出せない

バイデン大統領は吃音ということもあり、スピーチが「ものすごく上手!」というわけではありません。加えて、単語を忘れることも多く、演説中に「the thing」(あれ)でごまかすシーンが多々見られました。

例えば、2020年3月2日にテキサスで行われた候補者集会では、「God(神)」という単語が思い出せず。「All men and women are created, by the, you know, you know the thing.」(全ての男女はあれが生み出した)と、「the thing」を使って切り抜けました。さすがに「神」が出てこないのは「大丈夫?」と思わざるを得ません。

ちなみにこの演説では、「Tomorrow is Super Tuesday」(明日はスーパーチューズデー)と言う場面で、「Tomorrow is Super Thursday」(明日はスーパーサーズデー)と言い掛けるシーンもありました。

大統領選で戦っているのは誰?

2020年10月26日にRNC Researchのツイートが200万回以上再生されて話題になりました。候補者時代のバイデン大統領がインタビューに答える様子を納めた、27秒の短い動画なのですが、これが「認知症なのでは」と思わせる内容でした。

この動画は10月25日に行われたインタビューの一部切り取ったもの。バイデン大統領は「だれに投票するか決めていない有権者はバイデン氏に投票するべき?」と聞かれた際に、「今後4年間、ジョージ……ジョージ、ええ、トランプ氏が大統領に選ばれることがあれば……」と答えました。トランプ氏はドナルド・トランプ。ジョージではありません。別の誰かと間違えていると思われます。

このジョージというのは第43代大統領のジョージ・W・ブッシュ氏で、バイデン大統領は普通はあり得ない勘違いをしているのではと指摘されました。トランプ大統領(当時)も、「バイデンが私をジョージと呼んだ。名前を思い出せなかった」とツイート。バイデン側は司会者の名前がジョージであるため、司会者に呼び掛けたと説明していますが、果たしてどうだったのでしょうか。

勘違いか記憶の混同か……深まる認知症疑惑

2020年8月29日のワシントンポストでは、同月24日にニューハンプシャーで行われたバイデン大統領のスピーチ内容を取り上げ、「誤った話をしている」と指摘しました。

このスピーチは、副大統領時代にアフガニスタンを訪れ、勲章を授与したという内容です。しかし、ワシントンポストによると、そもそもアフガニスタンに行ったのは上院議員時代で、勲章の授与には関わっていなかったといいます。また、スピーチに海軍指揮官が登場するのですが、そもそも該当する指揮官もいないのだそうです。美談にするためにあえて話を作った可能性もありますが……。

⇒『The Washington Post』「As he campaigns for president, Joe Biden tells a moving but false war story」
https://www.washingtonpost.com/politics/as-he-campaigns-for-president-joe-biden-tells-a-moving-but-false-war-story/2019/08/29/b5159676-c9aa-11e9-a1fe-ca46e8d573c0_story.html

オーストラリアの元政治家も認知症を指摘

2021年2月19日に、オーストラリアのニュース番組「スカイニュース」のキャスターであるCory Bernardi氏が、「バイデン大統領は認知症に苦しんでいる」と発言しました。Bernardi氏は2006年から2020年までオーストラリア上院議員だった人物。あくまでBernardi氏の見解ではあるものの、認証疑惑を深める一端として注目されました。

⇒『sky news.com』「‘Never before’ has the leader of the free world been ‘so cognitively compromised’」
https://www.skynews.com.au/details/_6233603126001

認知症であると判明しているわけではありませんが、これまでの数々の言動を見る限りでは、かなり怪しいと言わざるを得ません。バイデン大統領は御年76歳。認知症が始まっていてもおかしくはない年齢です。果たしてこれから4年間、どのような政治でアメリカを引っ張っていくのか注目です。

(中田ボンベ@dcp)

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