スイッチ一つで任意のボタンの連打が可能になる連射パッド。中でも一世を風靡(ふうび)したのがホリ製の「ファイティングコマンダー」でしょう。これのおかげでプレーが快適になったというゲームも少なくありません。「『ファイティングコマンダー』でプレーしたスーファミゲーム」とは?
『ファイナルファイト』
パンチを連打し続けないといけないので、その際はファイティングコマンダーがあると楽でした。ただ、連射パッドがあってもタイミングを取らないといけなかったので、慣れるまでは練習必須。特にハガーはタイミングは難しかったですね。
『ストリートファイターII』
ファイティングコマンダーはスト2のために出たといっても過言ではありませんね。ザンギエフのダブルラリアット(通常威力版)が簡単に出せた瞬間は革命だと思いました。
『がんばれゴエモン きらきら道中 ~僕がダンサーになった理由~』
真剣白羽取りをした刀を折るために連打、隕石を投げ返すのに連打、ふすまが閉じないように連打……と、とにかく連打だらけでした。まともにプレーすると一つ目のステージで指が終わりました。
『キャプテン翼J THE WAY TO WORLD YOUTH』
キャプテン翼といえばテクモ版がおなじみですが、こちらはバンダイから発売されたタイトル。ややマイナーなので持っている人は少なかったですね。連射パッドがあれば森崎くんでも相手の必殺シュートがセーブができるなど、疑問の残るゲームバランスでした。
『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』
寝る前に放置しておいたり、学校に行く前に放置しておいたりすると結構な経験値が稼げましたね。ただ、親にひと言告げておかないと勝手に電源を切られていることもしばしば……。
ファイティングコマンダーは格闘ゲーム以外にも連打が有効なさまざまなゲームで重宝されました。周辺機器として一時代を築いたのは、そうした汎用性の高さも要因だったのかもしれませんね。
(松田ステンレス@dcp)
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