「小学校の終業式の日に起こりがちな悲劇」とは?

学期末には必ず「終業式」が行われます。終業式の日は、式が終わったら長期休みの説明を受けたり、配布物を受け取ったりすれば下校。皆さんも小学生の頃は、次の日から長い休みに入るということで、胸躍らせながら終業式の日を過ごしたのではないでしょうか。しかし、残念ながら終業式の日ならではの悲劇が起こることもしばしば。そこで今回は、「小学校の終業式の日に起こりがちな悲劇」を聞いてみました。

持って帰る荷物が多すぎる

「終業式の日までひとつも荷物を持って帰らなかったので、教科書やら習字道具やら大量に持って帰らないといけなくなった」

「教科書を全部学校に置いたままにしていた子が、全部持って帰ることになって困っていました。同じような子がクラスに何人もいて、みんな重装備で思わず笑ったことがあります」

終業式の日までにこまめに持って帰っていなかった子はこうなりました。雨が降っているとさらに最悪です。今でも終業式の日に大量の荷物を持って下校している子を見ますから、もはや伝統なのかもしれません。

机の奥からパンが出てくる

「最近はどうか分からないけど、昔は終業式の日に机を整理していて、食べ残しのパンが出てくることがよくあった」

「机に詰め込んだ教科書を持って帰ろうと全部出したら、奥からカビの生えたぺったんこのパンが出てきて大騒ぎしたことがある」

食べ残しのパンを机に隠してそのまま忘れてしまっていたパターン。レーズンの入ったぶどうパンは残す子どもが多かったですよね。たまにつぶれたパンが2、3個出てくる子もいました。

工作を帰りがけに壊してしまう

「図工の授業で作ったものを、持って帰る途中で落として壊してしまう」

「小学生のころ、何人ものクラスメートが授業で作った焼き物の花瓶を持って帰るときに落として割っていた」

無駄に大きかったりして邪魔なんですよね(笑)。ただせっかく作ったものなので、壊れてしまうとそれなりにショックでした。

宿題の量が多い

「毎年、配布された宿題の量が思った以上に多くてげんなりしていました。特に冬休みが多かった」

「宿題の量が意外と多くてクラス全体がざわざわする」

「休みだ!」といううれしい気分が台無しになる瞬間です。宿題ドリルから配られ始め、その後にプリントがどんどん積み重ねって行く様を見て「おいおい……」となったことがあるでしょう。

通知表が思ったより悪い

「通知表が悪かったことが一番の悲劇だと思う」

「通知表の成績が思ったよりも悪くて、親にどう説明したらいいか、ごまかす方法を考えるので頭がいっぱいになったことがある」

学期中のテストの成績が悪かったりすればある程度予測できますが、たまに「なぜか思っていたよりも悪い」ということもありました。冬休み前だとクリスマスプレゼントに影響しますから、気が気じゃなかったでしょう。

「小学校の終業式の日に起こりがちな悲劇」をご紹介しました。楽しみにしていた長期休みの直前でこうした悲しいことが起こると、出鼻をくじかれた感じがしましたよね。長期休みや終業式といった学校の仕組み自体は今も変わりませんから、恐らく今の小学生たちも同じような悲劇に見舞われていることでしょう。

(松田ステンレス@dcp)

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