社会人になると、たくさんの人と会い名刺を交換します。多くの人と付き合いながら仕事を進めていくわけですが、面識のある人なのに会っても「名前が出てこない!」なんてことが起こります。逆に、相手が自分の名前を忘れている場合もあります。その際に「あ、この人、私の名前を忘れてるな!」と気付くことも。そんなふうに気付かされた相手の言動とは?
「○○さんは」と絶対言わない
こちらが相手の名前を忘れた場合には「御社のお考えはいかがでしょうか?」「個人的にはどう思われますか?」などの表現で、なんとか「○○さん」と呼ばずに済むようにしますよね。この不自然さが相手に察知されるのです。
別人の名前で呼ばれる
名前を間違って呼ばれたら、これは完全にアウトです(笑)。こういうケースでは、間違いと思っていないので相手は堂々としていますよね。相手に「申し訳ありませんが……私は□□です」と言わなければなりませんが、これには勇気がいりますよ。
やたらと名刺をもらいたがる
名前を確認するために改めて「名刺交換」をするのは常套手段です。相手に「あ、この人私の名前を忘れたな」と思われないためには、「実は少し名刺のデザインが変わりまして……」などの言葉を添えると効果的です。その場で、昔渡した名刺と見比べたりはできませんからね。ただ、このような小技が通用するのは普通一回だけです。
様子が明らかにヘン!
これはヘンですね。「さては私の名前を忘れたな」と誰もが気付くことでしょう。難しいのは、相手に恥をかかせずにどうやって自分の名前を伝えるかです。こういうときは、逆にこちらから「名刺のデザインが少し新しくなりましたので、改めて名刺をお渡ししておきます」などと助け船を出してあげるといいですね。
目が社員証を探している
社員証には名前を書いてありますから、忘れた人にとっては大変助かります。じっと見てしまうと名前を忘れたな!と相手に気付かれてしまいますから、さりげなく確認したいところですね。
相手の名前を間違う、名前を忘れることはビジネス上の大失態です。できれば避けたいところですが、人間誰にでも「ど忘れする」ことはあります。もし、自分が忘れてしまったときは、名刺交換をお願いするなどの小技でなんとか切り抜けたいですね。また、「相手が私の名前を忘れているな」と察したときには、大きな気持ちで許してあげてください。事を荒立ててもビジネス的にいいことはありませんからね。
(松田ステンレス@dcp)
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