『少年ジャンプ』に登場した女師匠とは?

週刊少年ジャンプ』のバトル漫画には「女性の師匠」が登場することがあります。まだ未熟な主人公を導き、能力の使い方や技を教えてくれる女師匠にときめいてしまった経験がある人も多いでしょう。今回は「ジャンプに出てきた女師匠」を挙げてもらいました。

「鷲星座(イーグル)の白銀聖闘士(シルバーセイント)」魔鈴(『聖闘士星矢』)

「女師匠といえば星矢の師匠の魔鈴。最初は強さが分からなかったが、後で再登場したときは青銅聖闘士(ブロンズセイント)の星矢より格上の白銀聖闘士だった。ちゃんと弟子よりも強い設定になっていたので感心した」

「魔鈴さんは強くて格好良かった。再登場のときには必殺技を出すなど見せ場もたっぷり。とても満足した」

魔鈴は『聖闘士星矢』の初期に星矢の師匠として登場しましたが、そのときはどれくらい強いのかは分かりませんでした。そのため、ミステリアスな女性という印象を持った人が多かったでしょう。後に星矢より格上の白銀聖闘士して再登場して実力を見せてくれたので、「本当に強いんだ」と納得したものです。

「正体不明の美女にして波紋の達人」リサリサ(『ジョジョの奇妙な冒険』)

「波紋の師匠ということで、第1部のような老人かと思っていたのに、ものすごい美女が出てきたので驚いた。『ジョジョ』に登場した女性キャラの中では、今でも一番の美女だと思う」

「波紋が使え、強くて美人という非の打ちどころがない女師匠。あの冷たい目つきが好み」

『ジョジョの奇妙な冒険』の第2部に登場したリサリサは、ジョセフとシーザーに波紋を教えた師匠です。本名はエリザベス・ジョースターで、実はジョセフの母親でした。漫画ではそれを打ち明けるシーンはありませんが、アニメではジョセフが事実を知ってなんとも言えない微妙な表情をしていたのが印象的でしたね。

「高名な霊能力者にして霊光波動拳の使い手」幻海(『幽☆遊☆白書』)

「ジャンプの女師匠は見た目が若いことが多いが、幻海は見た目からして『師匠』という感じで好きだった。たまに見せる若い姿も美人でよかった」

「ジャンプ漫画に出てきた女師匠の中では、幻海が一番好き。幽助のチームに入って一緒に戦うという展開も面白かった」

ジャンプ漫画の女師匠は、どちらかというと若くてきれいな人が多いのですが、この幻海はおばあさんの姿をしています。しかし戦闘時など、要所要所で霊気によって若いときの姿に戻り、その姿がとても美人だったことも人気の要因でした。

「見た目は少女、その実体は……」ビスケット=クルーガー(『HUNTER×HUNTER』)

「強くて格好良くて、ちょっぴりお茶目なビスケが最高です。ネテロがいない今、単純な戦闘なら人間の中で最強なのでは?」

「『HUNTER×HUNTER』のビスケが好き。見た目も性格もとっても好み。戦闘技術を教える師匠としては、とても有能だと思う」

ビスケは見た目はか弱い少女なのですが、それは念能力によって変身した姿。実際は筋肉ムキムキで大柄な女性です。このギャップがものすごいので、ビスケの真の姿を知った人は例外なく驚きました。作中でも普段は強気なキルアが完全に気おされていて面白かったですね。

「怪力の持ち主で伝説の三忍の一人」綱手(『NARUTO』)

「強くて格好いい女師匠に憧れる。個人的に師匠には『かわいい』よりも『格好いい』を求めているので、今連載している作品の中では綱手が最高!」

「女師匠が出る作品は多いけど、今の作品では綱手がタイプ。なんと言ってもスタイルがいい。ものすごい怪力というのも面白い」

綱手が他の女師匠と異なるのは「主人公ではなく、ヒロインの師匠」という点です。実年齢は50代ですが、術によって若々しい状態に見せています。「実年齢より若く見える美女」のお約束として、ナルトが綱手の年齢を知って驚くシーンがありましたが、読んでいる方もびっくりしたものです。

バトル漫画に「戦い方を教える師匠」の存在は付き物ですが、人気のある女師匠が登場したのは1980年代からのようです。それまでもかわいい・格好いいヒロインはたくさんいましたが、師匠といえば男性が多かったですからね。でも、どうせいろいろ教えてもらうなら魅力的な女性がいいでしょう。これからも、魅力的な女師匠が登場するのを楽しみにしたいですね。

(松田ステンレス@dcp)

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