『頭文字D』で覚えた「自動車のうんちく」とは? 5選

1995年から2013年にかけて『週刊ヤングマガジン』で連載された『頭文字D』。峠道を舞台にした公道レースに挑む走り屋の姿を描いた本作は、車好きはもちろん、それまで車に興味がなかった人も取り込み大ヒットしました。この作品でさまざまな「自動車のうんちく」を覚えたという人も多いでしょう。

ドッカンターボは扱いにくい

作中でもドライバーが慌ただしく修正舵を切っていましたし、「非常に扱いにくい」という印象を持った人が多かったのではないでしょうか。このくだりを読んで、「ドッカンターボはやめた方がいいんだぜ~」とうんちくを披露する人が増えましたね。

4WDは雪道に強い

「4WD(四輪駆動)は雪道でも滑らずに走れる」ということを、同作に登場するキャラクターが言っていました。4WDが雪道に適しているのは正しいのですが、主人公の乗る2WD(二輪駆動)の車に追いつかれたので、説得力はありませんでしたね。

車に詳しい人は型式番号で呼ぶ

トレノは「AE86」、シビックは「EG6」など、型式番号で呼ぶのは格好良かったですよね。影響を受けた人も多いでしょう。車だけでなく、「SR20」「RB26DETT」などエンジンの形式を覚えた人も多くいましたね。

シルビアS13と180SXは姉妹車

真子と沙雪コンビとのバトルで、シルエイティという名前を初めて知った人も多いのではないでしょうか。車好きでなければまず知らないことなので、うんちくとしての使い勝手も抜群でした。

MR(ミッドシップ)の車はコーナリングが速い

ここのくだりで車の駆動方式について知った人も多いかも知れませんね。池谷先輩が話した「F1も全部ミッドシップのレイアウト」という豆知識も、勉強になったでしょう。

『頭文字D』には、溝落としや側溝のショートカット、ダウンヒルでのジャンプなど、実際にはできないようなテクニックが数多く登場し、そのたびに物議を醸したものです。しかし、勉強になる車に関するうんちくが数多く盛り込まれていたのは確かです。この作品でいろんな車の知識を得て、車自体に興味を持った人もいるかもしれませんね。

(松田ステンレス@dcp)

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