こと細かに状況を説明し、初めて登場する技の特徴を解説する「解説役キャラクター」は漫画には欠かせません。中には、名物級の解説キャラもいますが、ジャンプ漫画といえばどんな解説役キャラが思い浮かびますか?
『魁!男塾』雷電
「知っているのか雷電?」「うむ」からの解説は男塾の名物でした。「ホッピングの起源が中国」など、明らかにネタだと分かる解説もありましたが、なぜか信じている子供も多かったですよね。
『魁!男塾』月光
月光は、雷電が不在の時に解説を担当することがありました。ただ、「あれは○○!?」「知っているのか」の流れも一緒でしたし、どっちでも一緒のように思えました。ちなみに筆者が好きだったのは「纏劾狙振弾(てんがいそしんだん)」。まさかゴルフの起源が中国だったとは知りませんでした。
『キン肉マン』テリーマン
テリーマンもジャンプ漫画を代表する解説キャラでしょう。筆者も「前方後円墳が地球の鍵穴」の解説で初めて古墳のことを知りました。そういえば実況席で解説を務めることもありましたね。
『キン肉マン』ミート君
ミート君もキン肉マンには欠かせない解説キャラでした。超人たちの技について、時には「図解付き」で細かに解説してくれました。リング上を指さしながら解説するのがお約束でしたね。
『ジョジョの奇妙な冒険』スピードワゴン
毎度毎度コマいっぱいに実況・解説してくれましたよね。特にダイアーさんの「稲妻十字空烈刃(サンダークロススプリットアタック)」のときの解説は、次のスト様のコメントと相まって「完璧」でした。
『DRAGON BALL』ピッコロ
ピッコロさんは解説もそうですが、回答にもあるように独り言も多かったですよね。「何が起こってどうなりそうなのか」を細かく説明してくれるので、せりふもいちいち長かったです。
『魁!男塾』の雷電は、お決まりのパターンで展開される胡散臭い解説のインパクトが強いのか、必ず挙げられる解説キャラですよね。民明書房の解説がまとめられた本が実際に発売されるなど、雷電は多くの人に愛されたキャラといえます。最近の漫画では、そのキャラクターが自ら解説することが多く、以前のような解説役が少なくなっているようです。できれば今回紹介したキャラに匹敵するような、名解説キャラが出てきてほしいものですね。
(松田ステンレス@dcp)
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