「新幹線の通路側座席あるある」とは?

一般的に、新幹線の座席は窓側が人気です。窓側は景色が見やすいですし、AC電源が使いやすいため、乗車券を購入するときは必ず窓側を選ぶという人も多いですよね。一方の通路側の座席は、通路側ならではの困ることや面倒なこともあって敬遠する人が少なくありません。そこで今回は、「新幹線の通路側座席でありがちなこと」を聞いてみました。

寝入ったタイミングで隣の人が席を立つ

「こっちがちょうど寝入ったタイミングで窓側の人がトイレに行って起こされる。戻ってくるまで寝られないので、そのうち目が冴えてしまうのでつらい」

「窓側の人が席を立つときによけないといけないので安心して寝られない。『大丈夫かな?』と寝ないで様子を見ているときはトイレに行かないくせに、眠くなるタイミングで席を立たれるとがっかりする」

トイレ以外にもゴミ捨てや人によっては喫煙などいろんなタイミングで席を立ちますから、場合によっては寝る時間が全く取れないことも……。ただ、窓側の人も「トイレに行くときに迷惑にならないだろうか」といろいろ考えているかもしれませんから、お互いさまでしょうね。

トンネルに入った瞬間に窓側の席の人とガラス越しに目が合う

「ぼーっと外の景色を見ていたらトンネルに入り、同じように外を見ていた窓側の人と窓ガラスごしに目が合ってしまう。とっさに視線をそらすけど何だか気まずい雰囲気になることがあります」

「外が暗い時間帯やトンネルに入ると窓ガラスに車内の景色が反射するので、そのタイミングで外を見ていると横の人と目が合うことがある。たまに反対側の窓の外を見ているときにも起こるので油断できない」

新幹線に乗っているとつい窓の外を見てしまいますから、ふいに目が合うことがありますよね。同性の場合も気まずいですが、異性の場合はさらに気まずいことになります。昼間ならトンネルの位置を覚えておけば避けられるかも?

通路を歩く人がたまに席にぶつかってくる

「通路側の座席はたまに歩いている人がガンッ!とぶつかってくる。寝ているときにされると気分悪い」

「体や荷物をぶつけられるなど、とにかく通路側の座席はトラブルが多い気がします。仕方ないと思うけど、新幹線が揺れたときに通路を歩いている人にとっさに座席をつかまれたりするとびっくりする」

これは、特に盆暮れの混雑時に頻繁に起こります。サイズの大きなスーツケースはよくぶつかってきますね。ぶつかった際に何かひと言あればいいのですが、何も言わずにスルーされると気分が悪いですよね。

通路側の人は荷物棚に置いてはいけない気がする

「窓側の座席の方がヒエラルキーが上だと思っているので、通路側の座席のときは荷物棚を使うのを遠慮してしまう」

「通路側の座席を取ったときはなぜだか荷物棚を使ったり、駅弁を食べたりするのをためらってしまう。『すみません、すみません』という気持ちになるので、できれば窓側の座席に座りたい」

「通路側<窓側」というパワーバランスで考えてしまうと、通路側はどうしても卑屈になってしまいますよね。ただ、一度開き直ってしまえば弁当も遠慮なく食べられますし、隣を気にせず爆睡です。

車内販売のワゴンがギリギリを通るので焦る

「いつも思うけど車内販売のワゴンが座席ギリギリを通っていくので、当たるのではないかと焦ってしまいます」

「車内販売のワゴンがギリギリを通っているように感じる。後ろからワゴンが来たときはふいに顔の横を通過するように感じるので、寝ぼけているときはめちゃくちゃびっくりします」

ワゴンは意外と大きいですからね。ただ、あのサイズの中にお弁当に飲み物、お菓子にアイスクリームまであらゆるものが搭載されていると考えるとすごくないですか?

「新幹線の通路側座席でありがちなこと」をご紹介しました。ネガティブなことも多い通路側ですが、「隣を気にせずに席を立てる」「車内販売が利用しやすい」などメリットもあります。そのために通路側の座席を好んで選ぶ人もいますね。いつも窓側という人は、たまには通路側に座ってみてはいかがでしょうか。いつもと違う視点で新幹線に乗ると、新しい発見があるかもしれませんよ。

(松田ステンレス@dcp)

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