小学生時代、同級生の中に漫画『ドラえもん』に登場するスネ夫のようなお金持ちはいませんでしたか? そうしたお金持ちの家には、普通の家にではあまり見掛けないものが置いてあったりしますよね。今回は、そうした「小学校時代、お金持ちの友達の家にあったもの」を30半ば以上の男性に聞きました。
高額なゾイド
「キングゴジュラスとかウルトラザウルスとかの大きくて高いゾイド。それが見たくて毎日のように遊びに行っていた」
「金持ちの家は高いゾイドを全部そろえてたりした。デスザウラーとマッドサンダーを戦わせるという夢のような遊びもできるのがうらやましかった」
なかなか買ってもらえないような高額ゾイドが普通にありましたよね。しかも遊び方も荒かったりしました。また買ってもらえる、ということだったのかもしれません。
ディスクシステム
「ファミコンだけでなくディスクシステムもある家。発売されて間もないのに普通にあったので『金持ちすげー』となった」
「ディスクシステムなどの最新ゲーム機が必ずあった。毎日のように行って向こうの親にめっちゃ怒られたことがある」
お金持ちの家は、ゲームだけでなく漫画もたくさんそろっていたりしますから、近所の小学生のたまり場みたいになったりしますよね。
ミニ四駆のコース
「当時、ミニ四駆のコースが家にあるのはヒエラルキーの最上位で、金持ちだった同級生の家には当然のようにあった」
「同級生の家には『子供の遊び部屋』というのがあって、そこにミニ四駆のコースがずっと置きっぱなしだった。おもちゃ入れに入っている20台くらいのミニ四駆を出して遊ぶ、って感じ」
シンプルなオーバルタイプのコースでしたが、それでもミニ四駆好きな男の子たちの誰もが憧れたものでした。
LDプレーヤー
「ビデオデッキがあれば上等な時代、お金持ちの家にはLDプレーヤーがあった。それでスターウォーズを見た」
「お金持ちの同級生の家にLDプレーヤーがあったのを覚えています。実際、LDプレーヤーを見たのはそれが最初で最後でした」
LDプレーヤーには高額なものもありましたから、そうそう買えませんでしたね。ただお金持ちにとっては余裕だったのかもしれません。
カラオケセット
「旅館にあるようなバカでかいカラオケセットが客間に置いてあった。やっぱり金持ちはすごいと思った」
「居間の隅に布をかけて放置されていた。買ったけど全然使わなかったとか」
今や家庭用カラオケは珍しくないものですが、1980年代はそうそう自宅になかったものです。「さすがお金持ち」といえるエピソードですね。
ピアノ
「グランドピアノが置いてあって、『あー、金持ちの家っぽい』と子供ながらに思った」
「家にピアノがあるなんてそれこそ金持ち。遊びに行ったときに『弾く?』と言われたけど全力で断った」
確かに「ピアノ=お金持ち」というイメージがあります。漫画やアニメでも、お金持ちキャラはピアノを習っていたりしますね。
シーリングファン
「金持ちの家には必ずシーリングファンがあった。当時は『なんか天井に扇風機が付いてる』としか思わなかったけど」
「ドラマ以外でシーリングファンのある家を見たことがなかったので衝撃だった」
そうしたおしゃれなインテリア自体が、普通の家庭にない珍しいものでしたから、印象深いですよね。当時は「シーリングファン」という名前であることさえ、知らなかった人が多いでしょう。
動物の剝製
「小学生のときの金持ちの同級生の玄関にはクマの剝製があった。初めて家に行ったときにめちゃくちゃ驚いたのを覚えています」
「動物の剝製とか頭とか。その同級生が帰ってくるまでクマの剝製がある部屋で待たされたけど、動き出して襲われるんじゃないか不安だった」
客間でクマの剝製と二人っきり……。確かに小学生だと相当怖かったでしょう(笑)。あとは動物の皮を使った敷物なんかも、お金持ちの家にあったものですね。
どれも「あー、お金持ちに友達の家にあったな……」と思えるものばかりではないでしょうか。特にゾイドやファミコンシシテム、ミニ四駆のコースはその年代を象徴するものですから、懐かしいと感じたのではないでしょうか?
(松田ステンレス@dcp)
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