なぜ「白髪」になるのか?

年を取ると誰でも白髪が増えてきますね。しかし若いのに白髪が増えるというケースもあります。そもそも、なぜ髪の毛の色が白くなってしまうのでしょうか?

髪の毛は本来白髪が普通

私たちの髪の毛は、なぜ白くなってしまうのでしょうか?

実は、私たちの髪の毛には本来色が付いていないのです。

私たちの髪の毛は、毛母細胞によって生み出されているのですが、毛母細胞から生み出される毛には色が付いていません。ではなぜ色が付くのかというと、毛母細胞のすぐ近くにある色素細胞が、生み出される毛に色を付けているのです。

この毛母細胞や色素細胞の元になるのは、毛包幹細胞色素幹細胞と呼ばれる「幹細胞」というもので、自己複製と分化をする特徴があります。

この幹細胞が自己複製をして、分身を作り、その分身を毛根に送り出し、分化することで新たな毛母細胞や色素細胞が生まれるのです。

もし、なんらかの理由によってこの幹細胞(色素で言えば色素幹細胞)が自己複製や分化ができなくなると、生えてくる髪に色を付けることができなくなります。

そうすると、生えてくる髪の毛は素の状態、つまり白髪になってしまうのです。これが白髪ができる理由です。

生えてくる髪の毛に色が付けられなくなる理由は?

では、何が原因で髪の毛に色が付けられなくなってしまうのでしょうか?

まずは「加齢」が挙げられます。加齢によって色素幹細胞の機能自体が弱くなってしまい、色を付けることができなくなるのです。加齢による白髪に関しては「50歳以上で50%の人の髪の毛の50%が白髪になる」という、「50の法則」なる経験即があるとされます。

加齢以外では、「紫外線」などの物理的な原因や、直接の原因とは言い切れないものの、「ストレス」もその原因ではないかとされているとのことです。

また、若くして白髪になってしまう「若白髪」については、「若くして体が老いてしまう病気などが可能性の一つとしてあるものの、実は研究が進んでおらず、遺伝や傾向についても明らかになっていないため、はっきりと特定できていないのが現状」です。つまり誰しもが若くして白髪になってしまう可能性があるということです。

白髪を予防するにはどうすればいい?

もし若くして白髪になってしまった場合、「確立した治療法がないため、改善するのは難しい」のです。そのため、生活習慣・食事の改善といった、基本的な部分を見直すアドバイスがされます。

質の良い睡眠を十分に取ること、リラックスする機会を設ける、喫煙をしない、食事内容に気を付けるなどが挙げられます。

特に睡眠は重要で、寝不足は大敵です。栄養面も髪の毛の細胞に栄養を与えるという意味では重要ですから、ビタミン亜鉛をしっかりと取るのが良いとされています。

(松田ステンレス@dcp)

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